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4歳5歳くらいの男子が好きかもしれない絵本

4歳か5歳くらいの男の子が好きかもしれない絵本をご紹介します。

ママは女なので(当たり前ですが)、男の子がどんな絵本が好きか、意外とわからなかったりします。

 

太陽へとぶ矢―インディアンにつたわるおはなし

ジェラルド・マクダーモット作  神宮 輝夫訳

この絵本は、2003年、我が家の長男が4歳の時に出会いました。

 

こんな絵本があるのかと当時のわたしは衝撃を受けました。

(当時のわたしは、「絵本を読まないお母さん」をやってました)

 

正直、本屋さんでも図書館でも、わたしは自分からは手に取らない可能性の高い絵本です。

子どもが喜ぶのか半信半疑でした。

しかし、とても気に入り

繰り返し繰り返し読みました。

 

インディアンに伝わるお話です。

アフリカンテキスタイルのような図案化されたような絵と

暗示が散りばめられたようなストーリーに、

どうして長男がそこまで気にいるのか、よく、わかりませんでした。

 

けれども何度も読むうちに、絵に隠されたメッセージについて考えたり

「賢い」とか「勇気」とか「命」とかについての

しなやかでたくましいイメージが沸き起こってくるようになりました。

長男が何を感じながら、この絵本を聞いていたのかは

確かめたことがないから(そして今後もしませんが)

わかりません。

 

でも、何かをきっと感じていたんだと思います。

そう、何を感じたか?なんて、お子さんには決して聞かないでください。

黙って聞いていても、言葉にならないものを感じていることでしょう。

 

ズーム絵本朝活で、この絵本をご紹介したところ、

やはり、皆さんもご自分では手に取らないだろう絵本だとおっしゃっていました。

じっくり手にとって読んでいただきたいと思います。

 

ちなみに、我が家の娘二人は、長男ほどはこの絵本を繰り返しては読みませんでした。

だから、男の子にオススメの絵本なのかなあと個人的には思いますが

個性もいろいろですからね。

一概には言えません。

 

ズーム絵本朝活は、月に1回ペースで開催しています。

参加費無料、朝の8時からです。

もしよろしければ、ご参加ください。