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あかちゃん社長がやってきた

おすすめ絵本をご紹介します。

おすすめポイントその1

発想を変える

 

「あかちゃんは やってきた その ひから、

しゃちょうなのです」で始まるこの絵本。

 

赤ちゃん=社長ととらえるその発想がいいです。

 

わたしも我が子が赤ん坊だった頃、その傍若無人ぶりに?

「部長!!」と呼びかけて、笑いに変えて楽しんでました。

 

赤ちゃんとの生活は、「なんでなの?」とクタクタになってしまうことも

正直、あります。

でも、「社長なんだから」と発想を変えるだけで、状況は変わらなくても

気持ちが変わるってすごくいい! と思いませんか?

 

おすすめポイント その2

必ずパパがいる

 

この絵本では、社長がどんな無理難題を言いつけてるときでも

必ずママとパパが対応しています。

 

ママだけでなく、必ず、パパも対応しています。

 

ママを手伝うとかそんなようすではなく、

自分のこととして、社長に向き合っています。

 

たまに、おむつを替えたり、絵本を読んだだけで、「イクメン」だなんて

ちゃんちゃらおかしい。

 

社長の無理難題にきちんと自分のこととして向き合う姿勢、

これこそが、これからの時代、ますます重要だということを

この絵本は教えてくれます。

 

おすすめポイントその3

ママに。パパに。上の子に。

 

この絵本は、子どもというよりも、むしろ大人向けの絵本だと考えています。

 

以前、読み聞かせ会で読んだとき、この絵本で、涙を流すママがいて

驚いたことがあります。

「まさに今、こんな状況で・・・」

渦中にいる方にとっては、心揺さぶる絵本なのかもしれません。

 

また、弟、妹が生まれて、お兄ちゃん、お姉ちゃんになってしまった上の子にもいいかもしれません。

今まで、社長の座を独占していたのに、

突然、その座を奪われたことに納得がいくわけはないでしょう。

 

でも、なんといっても、あかちゃんは社長なんだから

しょうがない、と、もしかしたら思うかもしれません。(思わないかもしれません)

 

 

 

映画化され、テレビでも紹介され、入手が難しい状況になるかもしれません。

今のところ、(おせっかいな)絵本屋さんでは在庫があります。

 

欲しい方は、お声かけください。

 

続編も出版されたようですね。