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コラムを書くにあたっての選書方法

タウンニュース足柄版にて

絵本の紹介コラムを書かせていただいています。

 

全5回の予定でご依頼をいただきました。

選書については、一任されました。

テーマなどの縛りもなく、大まかな字数だけご提示がありました。

今回は、紹介記事を書く絵本をどのように選んでいるか、ということについて書きます。

 

わたしの本棚をじっと眺めます。

じっと、じっと、眺めます。

 

すると、ポンと浮いて見える絵本があります。

それを手にとって

読んでみます。

そこで、コラムを書く絵本として選ぶかどうかの条件は

 

・現在、購入可能であること

絶版になっている絵本は、どんなにご紹介したくても、優先順位は低いです。

もちろん、図書館で探せば、出会える可能性は高いですが、「読んでみたい」と思ってくれた方が、購入できる絵本であることが条件です。

(泣く泣く、ご紹介を諦めた絵本もあります)

 

・季節外れではないか

掲載される紙面が夏の発行なのに、雪の絵本とか、たんぽぽの絵本とか、季節感が前面に出過ぎてる絵本は、やめます。

逆に、「今の季節に読んでほしい」という絵本は優先順位が高いです。

 

・新刊はご紹介しない

新刊は、わたしが紹介しなくても、書店や出版社が割と積極的に、宣伝しているでしょうから、あえて、手に取られづらい絵本を優先します。

 

・自分が購入して、なんども読んでいる絵本

基本的に借りてきた絵本ではなく、自分自身が保有していて、なんどもなんども繰り返し読んでいる絵本をご紹介します。

 

・出版社が偏らないように

なるべく、いろんな出版社の絵本をご紹介したいとは、思っています。

 

これらの条件に照らし合わせて、却下されると、

また、本棚をじーっとじーっと眺めるところから

繰り返します(笑)

というわけで

第4回にご紹介したのは

こちらの絵本です。

ご紹介した紙面はこちらです。

(紙面の掲載の許可をいただいています)

「読んだよ〜」と声をかけていただけること、すごく多いです。

「5回じゃなくて、もっと続けてほしい」という声もいただき、光栄です。

ご紹介したい絵本は、わんさかあります。

ちなみに、第3回でご紹介したのは

こちらの絵本です。

限られた文字数で、読んでくださる方のことを

いろいろと思いめぐらしながら、

絵本のご紹介文を書くのは

とても楽しいし、大好きです。

コラム執筆のご依頼、お受けします。

お声かけくださいね。